受賞?出版等

テキスタイル専攻教員の鳥羽美花による出品作品が、国宝の迎賓館赤坂離宮にて開催された展覧会「伝統工芸 継承と創造?匠?」において最優秀賞を受賞

最優秀賞受賞作品『秋麗に立つ』1900mm×5900mm(2025年5月完成)

芸術学部テキスタイル専攻教員の鳥羽美花による作品『秋麗に立つ』が、展覧会「伝統工芸 継承と創造?匠?」において、最優秀賞作品に選ばれました。
『秋麗に立つ』が展示された朝日の間
鳥羽美花は、京都市立芸術大学大学院を修了後、1988年より本学芸術学部テキスタイル専攻において教育活動に従事する一方、「型染め」の技法を活用した染色絵画の研究を精力的に続けてきました。特に、ベトナムの風景をモチーフとした一連の大作を制作し、同国各地で発表。その功績が認められ、ベトナム政府から文化功労賞を授与されるとともに、日本政府からは日越友好関係の増進に貢献したとして外務大臣表彰を受賞しました。また、2014年には建仁寺へ襖絵を奉納し、2024年には薬師寺東塔落慶法要を記念して作品を奉納するなど、国内外で幅広く活躍を続けています。加えて、2024年度には、後進の育成への寄与および京都の文化への貢献を通じて本学の名誉を高めた功績が評価され、京都精華大学「学長賞」に選出されました。
 
国宝の迎賓館赤坂離宮で開催された本展覧会は、日本の伝統工芸を国内外に発信することを目的として行われ、2025年6月7日から8日の会期中には約4600名が来場しました。人間国宝や文部科学大臣賞受賞者をはじめ、さまざまな分野の作家が参加し、ジャンルを超えた文化交流の場を創出。鳥羽は新作の屏風作品「秋麗に立つ」を出品し、迎賓館で最も格式の高い部屋とされる「朝日の間」に展示されました。


鳥羽美花オフィシャルWebサイト

「伝統工芸 継承と創造?匠?」開催概要

日 程:2025年6月7日(土)~6月8日(日)
時 間:10:15?17:30(最終入場時間16:30)
    〒107-0051 東京都港区元赤坂2丁目1−1
出展者:鳥羽美花(芸術学部テキスタイル専攻 教員)ほか

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