立体造形専攻非常勤講師で現代美術家の西山美なコが参加する企画展「“Shifting Society” 感性で、社会をかき混ぜる」が開催中

本展では、作品の展示にとどまらず、アーティストによるトーク配信やインタビューなど、多角的なアプローチを通じて作品との対話を試みます。そして、社会課題を「自分ごと」として捉え直し、鑑賞者の中に新たな問いが生まれるきっかけを提供することを目的としています。ぜひご覧ください。

言葉にならない想いを描き出すアートを起点に、社会に新たな視点と対話を。

今、社会のあり方が大きく変わらざるを得ない時代の転換期にあります。経済成長と持続可能性、国内回帰とグローバル思考など、社会における矛盾が多くの課題を生み出し続けています。私たちがそのような「社会課題」に向き合おうとするとき、テーマ設定の仕方は、多くの場合、メディアや周囲の人々など、既存の言論空間から、強い影響を受けます。環境保護やジェンダー、貧困対策など、誰もが認める切り口になりがちです。社会が大きく変わる時代の転換期に、私たちはどう社会と向き合うべきか。本展は、作品だけでなくアーティストのトーク配信やインタビューなど多角的な方法で作品との対話を通じて社会課題を「自分ごと化」し、鑑賞者の中に新たな問いが生まれるきっかけを提供します。